教育

【驚愕】「教えすぎ」が子どもをダメにする

教育
スポンサーリンク

日本の場合
「教えてもらう」教育が

骨の髄までしみ込んでいる
のでしょうか?

マンツーマンの「教え」
一から手取り足取り「教えてもらう」ことが

一番中身の濃い学び
という おかしな価値観
であふれています。

もちろん
一人ひとりをよく見て
その子に合った指導をすることは当然ですが

口を開けて待っている
そんな姿勢の子に

手取り足取りだけをしていたら

いつまでも・・
というか最後の最後まで

「手取り足取り」で教えるしかなくなります

そして
そうやって教えてもらった子が

早く理解するかと言えば

全く逆

伸びが遅い定着がわるい その上
・伸びしろがない んです。
付け焼刃は 伸びしろがない

なのに、世のお母さんたちは 

なぜ
「手取り足取り」教えてもらう塾を
あんなに有難がるのでしょう?

あれは 
多くの場合、単に人件費の問題

人件費がかかっているので
「高級そう」に見えるし

実際
お値段も「高級」なのです。

中には
「ドラゴン桜」の桜木先生のような
 本物のプロがいますが


その人たちこそ
全部を「手取り足取り」なんて
絶対にしません。 

ゆくゆくは一人で勉強できる子に
仕上げていきます。

同じマンツーマンでも「どのように」教えてもらっているかで、全くちがう結果に・・

難関大学の学生さんは
そのネームバリューで
塾講師として割のいいアルバイトをする人もよくいますね。

彼らはバイトの時間単価が
すごくいい。

塾講バイトの彼らなら
よくわかると思いまが

この子、どこから手をつけていいのか分からない
状態のお子さんを指導することもあります。

ともこさん
ともこさん

これだけ払ったのだから、何とかして!テストで結果だして

はむちゃん
はむちゃん

うわべだけ応急処置しても

点数は対して伸びないし

それからも「大変なの」が続くんだハム・・

そんなこと言われたって! だって基礎がちゃんとできていないのに・・

塾講バイト戦士は
目の前の(それも真面目で素直な子が多い)
生徒さんをなんとかしたい思い
いっぱい

しかし

親の「結果」プレッシャーのため

根本的な手の入れ方ができません

とりあえず
目先の点を拾うために
少しでも生徒に自信をつけてもらうために

どうしても
表層的な点取りテクニックだけを
伝えます。
大した点も増えませんがね。一時的だったり。

それしかできないのです。

でもそれじゃあ
焼け石に水みたいなもんです。


教えないこと」=「自学自習(自分で学びとり、自分で習熟する)」
の大切さを再確認させられるのが

この「受験必要論」です。

「受験必要論」より 
一部抜粋します。

「学校の先生も予備校講師も、教えすぎる」

木村:成績が伸びるメカニズム的なものを、もっと言うていったほうがええんやろな。
最強なのは・・・最強かどうかわかんないけど、公文式ってあるでしょ。
あれ、いいシステムやなと

:実は僕、公文式で数学を仕上げたんですよ。自分自身が。
高校まで全部さっさと先に終われたんで。

木村:あれ、座席におるおばちゃんが「ここまでできたんだ。じゃあ次これ、次これ」といってプリントくれるんですよね。

あまり
教えてくれないんですよ

木村:そう、教えてくれない。

:あれ、すごくいいですよ。
自分で考えるしかなくなるんで。

出典:受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る  林修
まこと
まこと

座席のおばちゃん
プリント渡してるだけじゃん!

いや、違うて・・・

はかせ
はかせ

わからないことを

ただ「教える」のは楽なんだよ。

最小限のヒントで

「自分で気付かせる」

「自分で分からせる」方が

ずっと大変なんだ。

“ものわかりの速さ”は

個人別だから

そういう意味で

個別対応しなくてはならないから

余計大変でもあるんだよ。

木村:僕、今一番困るのが
日本中の先生が授業見学にいらっしゃるんです。
でも、僕の授業、公文式と同じシステムなんで、最初にプリント配って「解けたら、前にトランスレーションとりにきて」と。
で、取りに来た生徒は、次のプリントをもらえるんです。
で、「次にこれやって」と。

だって、普通に考えて、プリントに書いた程度の英文を たかだか3分か4分で読まれへんかったら、英字新聞も読めないんで。
これやと50時間授業時間があったら、3つも4つも読めるんですよ。
こういうのを多読って言うんです

でも、それを先生が余計なことを、上から訳しながら一緒に読むから
数が減るんですよ
たまに生徒たちから「ホンマ、灘の先生って楽ですね」と言われる。
「去年までは結構頑張ってたから今年はいいねん、高3やから」と言ってますけど。
でも、そうするほうが
生徒の力がつくんですわ。

出典:受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る  林修

つまり一斉授業が
いかに効率が悪いかという話です。


そんなことするより
もっともっと(自分に合った内容で)
演習量を増やしたほうが

力がつくんですね。

はむちゃん
はむちゃん

それぞれの人によって

できるスピードは違う!

「時間のムダがでる」という
一斉授業のデメリットはどうしてもあるハムなあ・・・

:教える側に自信がないと
とにかくおしゃべりになりますから。

木村:そうですね。
ほんま、そうやなあ。

:自信があると、黙って
「どうする? 考えてごらん」といってニヤニヤしてる(苦笑)

木村:まさにそうです。

:でも、
答えしか言わない授業って、結構良い授業だったりするんですよ

木村教員がヒントを与えたりとか、そういうのは必要だと思うんですけど、
生徒に手取り足取り教えるというか、そういうのが日本では、少なくとも英語ではトラディショナルな、いい授業と言われてきたんです
「全部訳しましょう。上から全部読みましょう」と。 
そうすると、生徒らが自分で解決する余地が残らないんですよ

受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る  林修

英語、国語

「大量に」読んたり読んだりしないと
実力がつかないのです。


同様に
数学も実際に、自分で考えて解いた「量」がないと
できるようにならない教科です。

この三教科は「技能教科」とよばれ、技術(スキル)を練習してつけていくものなんですね。

自転車やスイミング、ピアノや将棋、などとある意味同じところがあります。


だから
「教えてもらうのを聞いてるだけじゃ、上達しない」のです。

教えすぎず
その子が自分で試行錯誤できる「余白」を

あえて残しつつ

自分でスキルアップできるサイクルを
まわせるような仕組み・指導が

結局その子まわ
きく伸ばすことができるんですね。

家庭学習においても
「教えすぎず」

子どもに
「考えさせる余地を残す」
ことはととても大事なことですね。

hiruneをフォローする
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました