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漫画でハマる《日本史》《古典・漢文》10代から大人まで!女子・おススメ歴史まんが

教育
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歴史古典を学ぶとき

「ぜんぜん 面白くない」
「覚えることばかりで 苦手」

という子は少なくありません。

少しでも、そこに
興味やイメージのひっかかりがあることで

ただの暗記ものから
大きく脱却できることがあります。

そのひとつが
こころ踊るような「まんが」です。

ほんの一つでも、そんな作品に出会えたら
本当にラッキー!

もっと知ってくれよ。オレのこと・・・・

テストのために
年号人名事件名を 覚えるだけの苦行

国ごとの 歴史が
時間軸で リンクしなくて

脳内で むちゃくちゃになる世界線

あー、またテストかよ・・・。

そんな 苦しい思いだけで
勉強させるのは かわいそう。

大人になって(テストから開放されて)
人間ドラマとしての「歴史」に
興味が でてきて

マンガをたくさん 読み始める人もいます。
いや逆か・・マンガ読んで歴史に目覚めたのかも?

ここで
点数につながるかどうかは知らんけど
※そんなこと、どうだってよい

すっげえ面白い漫画
を紹介します。

日本史ギライを 防ぐには
「日本史マンガ」
複数冊 買う。

そして
家に 転がしておくこと です 

※子に「読め」などと絶対に強要はしない。

「家で常に手に取れる状態にしておく」


ここがポイント。

なにか一つ、歴史漫画にハマれば

そこから、どんどん広がっていきます。

同じ人物や エピソードを扱ってるのに
漫画によって、キャラがちがったり
浅かったり 深かったり

突っ込むみどころも満載

そういう比較も
また おもしろいんです。

結局「歴史」は人間ドラマなんですね。

権力との闘い
使命と宿命
光と影

人のやることは
結局なにも
変わらないものなんですね

日本史のクッソ面白い漫画 「日出処の天子」 【飛鳥時代・前期】

聖徳太子が超能力者という
いわゆる「とんでも本」

絶対にありえない・・
とは言い切れない部分を
作家先生はすごいいイマジネーションで
ストーリーを構築していく。

もうわくわくしますわ。

古典的名作。そしてBL( ^ω^)・・

いやーーー
BLとか百合とか
ぜんぜん分かんない 古い人間ですが

でも 初めてこれ読んで開眼した
BLはいい
(あ、ハードなやつは、無理かも)

もうね、切ない・・・・・

キレイで孤独な 厩戸皇子うまやどのおうじ(聖徳太子)
感情移入する
そんでもって 精錬な青年の蝦夷えみし(蘇我氏)にキュンとする。

あーこの二人満願成就まんがんじょうじゅしてやりてええ・・ってなります。

厩戸皇子うまやどのおうじの恋が満たされないまま
歴史が進みます

どこかで彼が幸せにならないか
うずうずしたままの読者が大量発生

歴史的なところでは
蘇我氏そがし物部氏もののべしの対立から
豪族ごうぞくと天皇(朝廷)の権力闘争の流れがわかります。

ハイソな人たちの
人間臭い愛と苦しみが
てんこ盛りなストーリーです。

日本史のクッソ面白い漫画 「天智と天武」 【飛鳥時代・後期】

【中古】 ◆ 天智と天武 新説 日本書紀 1-7巻 中村 真理子 園村 昌弘

これも突き抜けた感じの
「トンデモ本」

日本最大級スケールの兄弟げんか
(最高権力者の身内の殺し合い)

中大兄皇子なかのおおえのおうじ(天智) VS 大海人皇子おおあまのおうじ(天武)

おまけにBL( ^ω^)・・・

いやはや
ドロドロですっごくたのしい♡

これを読んで
「藤原氏」・・あの蹴鞠のとき、さっと靴を拾って差し出した奴(藤原鎌足)ね、

あいつの子孫が現代にいたるまで延々と
(それも中枢で)この日の元にあるんだなあと
感慨深い。

「歴史は権力者がつくる」
という言葉
これを読んで改めて
実感をもって納得できました。

現代はやっと
個人が発信できる時代になった

だから「誰かが見ている」ものは
必ず歴史に残る

こんな時代になったのは
人の歴史から言えば「ほんのついさっき」
みたいなものですね。

でも、やっぱり
エライ人に都合の悪いことは、
なぜかググっても出てこない

ああ、結局
「世の権力者」(世界中の大富豪のみなさん)
世界と時代の流れを作るってのは
永遠にかわらないのかもね。

日本史のクッソ面白い漫画 「応天の門」 【平安・前期~中期】

2013年から始まった連載。

色男の代名詞在原業平ありわらのなりひら
学問の神様菅原道真すがわらのみちざねを中心に

平安の朝廷での権力争いなど
当時の文化がわかります。

平安版の名探偵コナン
みたいなところもある。

でも歴史的には
道真の晩年は
ちょっとかわいそうなんだよね・・・・

この漫画
最後はどんなふうにストーリーを終えるのか
気になるところです。

まだまだニチバンコミックスで連載中!

日本史のクッソ面白い漫画 「まんがで読む古典」 【平安・前期】

平安前期のものがたり作品。
歴史というか
これは古典(国語)対策ですかね。

枕草子、更級日記、蜻蛉日記、源氏物語、伊勢物語 以上の5作品。

古典やるまえにサラッと
これだけ読んどけ!
ってかんじ。


女子が喜びそうな作風だし
あの「学習歴史漫画」独特の
なんというかセンスの無さ・・がない。


平安貴族の世界観だけつかんでおくと
教科書で読むとき全然ちがうからね!!

最近では 
教科書に出てくる古典「まんがで先取り」シリーズなどもあります。

手に取ってみましたが
小学生向けによみやすくていいですね。

「詳細はこちら」→「立ち読みする」
に入ると、少しだけ中がのぞけます。

日本史のクッソ面白い漫画 「あさきゆめみし」【平安・前期】 

源氏が出たからには
大御所「あさきゆめみし」
出さねばなりますまい。

旧ドラゴン桜でも
国語の回で「あさき・・」を読めっ!
て出ていたくらいのメジャー感。

日本史のクッソ面白い漫画 「時をかけた少女」【平安中期~幕末】

①平安~鎌倉編 ②戦国室町編 ③天下統一編 の三冊

これはね
「女の子のための恋愛ストーリー」をムリやり抽出して作ったもの

大人には少々読むに堪えないところもあるのだけれど
歴史に興味のないラブ系女子とかに
はうってつけかも!

むかしの本なので
「古本」しか見当たらない・・・。

図書館にはあるかと。

日本史のクッソ面白い漫画 「吾妻鏡」 【平安末期~鎌倉】

「吾妻鏡」は
鎌倉幕府の公用記録書といわれます。

中世の武家社会がわかります。

この時代の有名なところは

平氏が壇ノ浦で負けた~とか
頼朝が征夷大将軍になってビクトリー!とか
弟のヤンチャ義経と静御前の悲恋とか
奥さんの北条政子のゴットマザー
(頼朝より怖え~)ぶりとか
・・・がありますね。(個人の主観)

鎌倉時代って
戦ってばかりですごくキライ
なんだけど

これ読んだら
分かった気になれました( ー`дー´)キリッ

このころ世の中は
戦乱・飢饉・自然災害・疫病・で
上も下もけっこう辛い時期

苦しすぎて
だれもが救いを求めたせいか

たくさんの宗教(鎌倉仏教)が
この時期に発生してます。

日本史のクッソ面白い漫画 「雪花の虎」 【室町・後期 戦国】

これは
「上杉謙信はじつは女だった」
という「トンデモ本」

トンデモ本、といっても
筆者は取材を通して
「謙信おんな説」に確信をもったようです。

わたしも女に一票。

これ読むまでは
「わたしの好きな武将のタイプは武田信玄です」
って名乗っていましたが

虎様(上杉謙信)宗旨しゅうししました

東村アキコの2015年~2021年にかけて
完結された作品です

これも「愛」のものがたり。
酔えます。

終わり方が急だったのが気になります。
上杉謙信が亡くなるまでやってほしかった。


ここからは「みんな大好き関ケ原


織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のパック
巷にあふれるほど漫画があるので

ちょっとニッチなところを紹介します。

日本史のクッソ面白い漫画 「へうげもの」 【室町~安土桃山】

信長と秀吉に仕えた古田織部
織部焼おりべやきって
これから来ていたんですね。

焼き物などの「芸術」を深く愛する
オタクの武人

焼き物ひとつが、城ひとつに相当するほどの
価値があったのはオドロキ。

はかせ
はかせ

これは戦国の統一がすすみ

部下へ与える褒賞の「土地」国

無くなってきたから

代わりに「価値」を作り上げたって説もあるよ


歴史を見ると
織部も最後は
かわいそうな亡くなり方をしているのは

千利休とおなじです。切腹させられる

それにしても
男の人ののめり込み方って
すごいものがありますね。

日本史のクッソ面白い漫画 「春日の局」 【江戸・前期】

次にくる江戸時代も
有名本がたくさんあります。

将軍が女のだった「大奥」

これはドラマ化されて
オモシロカッタですねー
アマプラで見ました。

大奥といえば「春日局」です。

メジャーなだけに
いろんな「春日局」コミックはありますが
わたしは池田利代子のがすきですね。

春日局(江戸幕府3代将軍の徳川家光の乳母)の生涯
とてもドラマチックなので
劇化されるわなあ。。

江戸モノは 
他にもたくさんの小説、コミック、ドラマ
がありますね

それぞれを
重複して見るのもおもしろいです。

きょうこ
きょうこ

江戸漫画といえばJINをドラマで見たわ

まりさん
まりさん

江戸といえば

杉浦日向子だけど

歴史のための漫画ではないわね

日本史のクッソ面白い漫画 「おーい竜馬」 【江戸・末期】

これまた「みんな大好き幕末モノ」

坂本龍馬・・日本人はだいすきですね。
司馬遼太郎の力です。


竜馬の青春グラフティ。
新選組もモチロンでてきます。

作品が古すぎてすみません。
古典ですねこれも。

学校図書館とかにあると思います。


幕末以降は、また別で上げる予定です。
いわゆる近代史ですね。

これも面白い漫画がいろいろあります。

歴史マンガの選び方と与え方

以上ピックアップしたマンガは

活字が得意ではない小学生には
ハードルが高いでしょう。
(本好きさんなら、この程度の漫画は小さい子でも、意味が多少わからなくても平気でよみます)

しかし
まだ読めなくてもいいんです。


清濁せいだくあわ
とか
門前もんぜん小僧こぞうならわぬきょうを読む

ぐらいでいいのだと
思っています。

親が「いいな」と思った本は 
思い切って買うことを強くお勧めします。

忘れたころに
「家にある」
手元にあることが最重要ポイント。

古本でも、もらい物でも、フリマでも、なんでもいいのです


子どものうちは
電子書籍ではなく
紙の本がいいと思います。

たくさん買い集めた「歴史マンガ」のなかには
当然“ハズレ”もあるでしょう。

自分に合わない“ハズレ”が
10冊のうち8冊あってもOK

その8冊のおかげで
ピッタリの2冊に出会えたんですから。

本選びはそうやって
経験を積みながら
やっていくのが王道なのです。

そしてこれで「歴史アレルギー」がなくなるなら安い買い物です。

ちなみに、ここには上げていない漫画の追記は【日本史で苦労】したくないならコレぶっこんどけ・番外編(←記事タイトルのまま)で、あげています。

そして
我が子を《世界史ぎらい》にさせないために・・・もアップする予定です。

ハム先生
ハム先生

あ~マンガって 楽し~! 教科書ぜんぶマンガになればいいのに!(←暴言)

きょうこ
きょうこ

いま「ねこねこ日本史」っていうのが小学生に受けているらしいよ。YouTubeやアマプラにも出てるね。ディバイスを通してのコンテンツがイマドキの子に合うのかもね

ひるね
ひるね

「ねこねこ」見たけど、なんか意味わかんなかった~(笑)

いつでもどこでも手に取れるコミックのほうが私は好きだな

人によって合うか合わないかがあるから、試してみるのがいいね

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