ファーストクラスの体験はシートや食事だけでは終わらない。あとから効いてくる“持ち帰れる体験”——それがアメニティ。
今回はANA、シンガポール航空、ルフトハンザの3社で実際に受け取ったファーストクラスのアメニティを、個人的なキャッキャ的感想で比較する。

すみません
高級品になれていないんです
個性がはっきり・3社のファーストクラスアメニティ

比較の視点
ポーチ: 外観、手触り、仕立て。
スキンケア等: ブランドものはわかりませんのでリンク張ってます(‘◇’)ゞ
快眠系: アイマスク、耳栓、その他。
一貫性: ブランドストーリー。
ANAのファーストクラスアメニティポーチ|中身と実物レビュー


ジッパーが両方から閉められる。
この持ち運ぶときの取っ手が可愛い。
厚みがあるしっかりした化粧ポーチに良いかなと思ったけど
中に仕切りがあれば、さらによかったかな。
特徴
機内の静けさに寄り添う、端正で誠実な一式。派手さはないのに手元に置くと落ち着く。“日本の丁寧”がそのまま詰まっている。

国際線ファーストクラスおよびビジネスクラスに、1934年創業の英国王室御用達として認められている「ETTINGER(エッティンガー)」とコラボレーションしたアメニティポーチを提供。
天然繊維のコットンキャンバスとリサイクル素材を使用しており
「ETTINGER」のアメニティポーチ提供は、航空会社として世界で初めて。
メインのグッズ
高保湿系スキンケア:SENSAI UTM公式サイト
快眠サポート: ソックスは別でもらえます。厚い素材であったかかった。

でも、帰って洗濯したらけっこうヨレヨレ
実用品: リップ、歯磨きセットなども、別で好きなモノをチョイスでもらえます。

化粧室にも歯ブラシとか準備されています

- 【国際線ファーストクラス アメニティキットアイテム】
- ・SENSAI
センサイUTM ザ ローションⅡ (化粧水) 16ml
センサイUTM ザ クリーム N (クリーム) 6ml
センサイUTM ザ トータルリップトリートメント (口元用美容液) 5ml
- ・SENSAI


参考
国際線ファーストクラス アメニティキット~「ETTINGER」のポーチと、「SENSAI」や「AVEDA」の化粧品をご提供いたします~

こちらも「ETTINGER(エッティンガー)」のミニケース

コインケースかな

なにげにうれしかったのは この「エコバック」

このリップは
ACさんが「ほかに必要なものはございませんか?」と
かごの中から私がえらんだモノのひとつ。
これ一本で1700円くらいするみたい・・・

マジで?
これ以外には匂チップも選んだけど
プッシュするとヒノキのいい香りが。
仕事場で、スーハスーハしてます。(笑)

エコバックを広げると
ANAのイメージカラーのグラデーションがきれいです。
ポイント
再利用性: ポーチはガジェット収納などにも適している(ケーブル・アダプタがぴたり)。
機内適合: 無香〜微香で、和食やお茶との相性を崩さない。
満足度の伸び: 初見の驚きより、旅後の“また使ってる”が効く。
ANAファーストクラスの実際の搭乗体験については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
🛫『ファーストクラス搭乗記①』ANAファーストクラス『The Suite』羽田→ニューヨーク便で50代おばちゃんが初体験した感動とは?

ポーチとしては
一番かわいいと思ったよ
シンガポール航空のファーストクラスアメニティ|写真付きで徹底紹介



ポーチのパッと見は
ゴツイなああ・・・だった
しかし、最後にいちばん気にいったのがこのポーチでした。
両サイドに金具がある。
これは自分で後付けで「バック」にできるということ。
はい、そうです
革製の取っ手を通販で買いまして、取り付けました。
私の欲しかった お出かけポーチの完成です。

特徴
ラリックの香水が目玉です。
ボディローション・リップ、そしてせっけんもいい香りです。

singapore airlines lalique amenity kit
画像検索すると、ポーチの形などが違うアメニティがたくさん見えます。
メインのグッズ


すてきな香りがする・・・・・

もったいなくて使えないパターン
いつ使えばいいの?

ラリックは1926年、アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代を生きたガラス工芸家でありジュエリーデザイナーであったルネ・ラリックによって設立された会社。
ルネ・ラリックは、日本でも「箱根ラリック美術館」などで知られている。
現在のラリックはクリスタルガラスによるインテリア用品や香水、宝飾品などを手がけている。
SQとの提携では共同での商品開発も。

色は渋いけど、あらゆる男女問わず年代で使える。
ポイント
このポーチ
サイズ感、皮の手触り、丁寧に作り、
私にとっては最高でした。
シンガポール航空のファーストクラス搭乗記では、サービスの違いや機内の雰囲気も本音で語っています。
🛫『ファーストクラス搭乗記②』シンガポール航空 VS ANA!乗り比べて分かった「サービスの違い」
ルフトハンザのファーストクラスアメニティ|自然派・品質第一


特徴
無駄がないのに抜け目がない。“ドイツ的合理”が道具としての信頼感を生む。携行性と耐久性で旅の相棒になる。

メインのグッズ

この アイマスク
ここまで作りがしっかりしたのは他の2社から飛びぬけています。
肌ざわり、サイズ調整、さすがです。

いちばん丁寧な「使いたくなる」アイマスク

環境には、やせ我慢してでもこだわるドイツ
そんなドイツらしさを感じます。

耳栓もここが一番丁寧?(笑)
謎の立派すぎる「靴ベラ」
そして謎に長いハイソックス??

どんなイメージで
このソックス採用したんかなあ?
JKのイメージ
しか湧かないんだけど

アウグスティヌス・バーダー
もとは“傷痕の残らない治癒のために”開発された製品
ドイツ生まれの生物医学研究者であり医師である
アウグスティヌス・バーダー博士
バーダー博士が積み上げてきた先進医療や皮膚科学にまつわる成熟した理解に基づいて生まれたのが、プレミアムスキンケア「アウグスティヌス バーダー」です。
2018 年にブランドが誕生して以来、いまでは世界中のセレブリティに支持されて各国で話題に。

すごいクオリティなんだね

ポーチの中は
このように仕切りがあって使いやすい

ポーチの仕切りがあるのは
3社の中でルフトハンザだけだった
ポイント
ルフトハンザのファーストクラス搭乗記では、豪華な客室で見た意外な光景も紹介しています。
🛫『ファーストクラス搭乗記③』ルフトハンザ航空の裏側!豪華な客室で見た「意外な光景」と本音レビュー
横断レビュー
航空会社 | ポーチの質感 | スキンケアの満足度 | アイテム数の印象 | 個性の一言 |
---|---|---|---|---|
ANA | 落ち着いた上質感、女子がうれしい | SENSAI UTM公式サイト | 謎のエコバック 謎のコインケース | 女子向き傾向。 飛行機を降りて使うことを想定してある |
シンガポール航空 | パッと見てゴツイ でも高品質 | ラリック ルームスプレーネロリ・カサブランカ | 充実して華やか | 香水の主張強め。 |
ルフトハンザ | コンパクトで堅牢、道具感が良い | アウグスティヌス・バーダー | ひたすら「搭乗時に 役立つ」に特化 | 理詰めの快適。 男性向きな傾向 |

実用ポーチとして活躍するのが、シンガポール航空。香りと充実度で機内ですぐ役立つ。
可愛いは正義、ANA。再利用しやすいポーチと無香系で日常に馴染む。
出張や機能重視なら、ルフトハンザ。軽くて壊れにくく、整理が速い。
まとめ
ファーストクラスのアメニティは、開封のワクワクで差がつき、帰宅後の出番の多さで評価が固まる。「静かな贅沢のANA」「王道ラグジュアリーのシンガポール航空」「合理のルフトハンザ」。旅の優先順位に合わせて選べば、機内の思い出はポーチの中から何度でも蘇る。

まあどれもハイクオリティで甲乙つけがたいね
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